

- 2019年9月2日
最終回「あるがままに」
癌治療日記「最終回」 牧師のように綴ります(笑) 2019年9月3日 約一年間の治療 最後の手術から一年の時を経て 今は心身ともにとても健康です。 なんなら人生で一番元気かもです。 毎日が刺激的でとても楽しく 寂しいこともあるけど それぞれきっと人並みです。 大きな病気をしないと 気付けなかったことが沢山ありました。 俺は特に頭が悪いので 天空人がそれを教えるために 病気にしたんじゃないかと思うほど 色んなことを学びました。 例えば 俺にとって平凡な日など一日もなく 俺にとって当たり前の人など一人もいない ということです。 気付いていますか? 朝、目覚めたとき あなたの隣で眠る人 あなたが寝落ちした後に あなたの部屋の電気を消す人 あなたがお酒を飲んで朝帰りした時 あなたを気にかけている人 あなたがめんどくさいと感じるくらい あなたを心配して電話してくる人 あなたがめんどくさいと感じるから 心配だけど電話を我慢してる人 雨の日にあなたを駅まで迎えに来る人 あなたの洋服の乱れを そっと直してくれる人 帰り際 あなたの背中にずっと手を振り続ける人 あ


- 2019年9月1日
その10「寛解」
2018年8月6日 ストーマ(人工肛門)閉鎖手術のための最後の入院。 さよならストーマです。 入院や検査で数限りなく病院に行き 点滴、血液検査、CT、カテーテル、 数限りなく針を刺しました。 俺は血管が出にくかったり細かったりで 数限りなく失敗されました。 4回連続で失敗ってことも数回あって 看護師さんも3人くらい変わるのね。 最初に新人の看護師さん、次に中堅、 最後に上手な看護師さんが来て成功ってパターン。 どんなに失敗されても全く怒らない俺に 何で怒らないの?怒らないから新人の看護師さんの練習台にされてるんだ! って彼女が言ってた。多分正解ww 新人の看護師さんが来ることすごく多かったしww 怒らない理由は2つ 1) 新人看護師の実践の練習台には誰かがならないといけない。 んじゃ、まぁ、俺でも良いか。 2) 病院にとって「最高の患者」を演じる。 「尾上さん優しいよね、頑張ってみんなで治療してやろうぜ」って思ってもらいたいww お医者さんも看護師さんも人間で、当然感情もあるだろうからね。 入院してると色んなストレスがあるから 怒ってるおっさんい