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LaLa Magazine

iPPEi ONOE LOVERATORY WEB MAGAZINE

2022.April 3rd issue

今回のララマガジンは「スキをカタチに」をテーマに したこのオンラインサロン 内で立ち上がった、障がい児 や未熟児の子供向け衣服や グッズを提供する「みんなのcoromoプロジェクト」と、そのプロジェクトから誕生した障がい児、未熟児のバリアフリーファッションブランド「イマ」の中心メンバー3人へのインタビューをお届けします。 前編となる今回はこのプロジェクトが誕生した経緯と、プロジェクトにかける3人の想いをお届けいたします。

COROMO PROJECT  Member Interview

プロジェクトリーダー/伊藤育代 デザイナー/阿久津美佳 パタンナー/松岡久美子
聞き手/和山聖恵

聖 恵 よろしくお願いいたします。

全 員 よろしくお願いいたします。

聖 恵 まずはcoromoプロジェクト を立ち上げたきっかけをお しえていただけますか?

 

育 代 私の初めての出産で生まれた子供が700グラムの超未熟児だったんです。とても小さく生まれた我が子に着せる服が無かったのです。 治療が必要なほど小さく生まれて、病院に入院して5ヶ月くらい離れ離れだった時はとても辛かったです。その間、私が母親としておっぱいをあげたり、お世話をすることができない状況の中で、唯一してあげられることが洋服を作ってあげる事でした。私はたまたま洋服を作ることができたので作って着せてあげるこ とができました。ある日ふと、他のママたちはどうしているのだろうと思いました。ネットなどで超未熟児のベビー服を探しても当時は海外の商品しかなく日本には全然ありませんでした。それが私に追い打ちをかけ悲しくなりました。商品が無いということは 自分の子供が認められてない、という感じがしてしまったのです。 そしていつの日か、自分がその洋服を作って商品化したいと思いました。昨年一平さんが主催されるオンラインサロンに入会して、ここで小さいお洋服が作りたい!!って思ったんです。それがスタートです!スタートの話でしたよね?(笑)

聖 恵 はい!(笑)

全 員 (大笑)

聖 恵 ではその可愛く着せてあげたいって気持ち、イマというブランド名はその時のお母さんたちの気持ち、可愛く着せたいとか 、お世話は大変だけど楽しくとか、そういうところから生まれた感じですか?

育 代 毎日ブランド名を何にするか美佳と悩みました。

美 佳 ある日家で何気なく思いついた名前を5個くらい書き出していました。ちょうどそのとき育ちゃんから電話が来たので、いくつかブランド名の候補をあげていって、私が「イマ」って言ったとき、育ちゃんが「イマ」が良い!ってなったのです。 「イマ」という言葉への想いが二人とも一致して、過去、未来、色々あるけど「今」だよね。 「今を大切にしたい」よね。 「イマ」が良いかもねって(笑)

育 代 「イマ」って言葉は子育てしているお母さん達に共通していて、子供は何歳になったらこれができるとか、中学生になったらこれができるとか、「たまひよ」などの育児雑誌には、「何か月になったらこれができるよ」とか書いてあるのです。でも明日死ぬかもしれない我が子を見ている親にそれは関係ない、今!今なのって感じ。今のこの瞬間を大切にすることが幸せにつながるっていうことを噛みしめた人達、その人達が「イマ」のブランドの商品を必要としているのかなって、そういう人達に届けたい!と思いました。

聖 恵 とても素敵な夢ですね。 その夢の実現のための素敵な仲間がいますよね。どういう風にチームが作られたのですか?

育 代 最初、このプロジェクトを運営するのに私は経験もない、専門知識もない、その中でふと、私にはその分野に詳しい友達、美佳がいるじゃないか!と思いだしたんです。そこで美佳に連絡して、赤ちゃんの服を作るにはいろんな工程があること等、色々なことを教えてもらいました。二人で色々話しているうちに美佳も段々とノッてきて(笑) 美佳は東京から山梨へ引っ 越してしまっていて子育ても大変だけど、一緒に商品開発をしたら楽しいかもと思い、このオンラインサロンに誘いました。入ってーーー!!と。(笑)

美 佳 最初は育ちゃんから赤ちゃんの服を作りたいんだけど、どうしたら良いかなと相談されたのが始まりでした。 私もアパレルの世界から離れて大分時間がたっていたので、未熟児や障がい児の服を商品化することについて諸先輩に色々聞いてみたのです。先輩からの答えは難しいとのことでした。でも私の頭の中では出来ないわけない!と思いました。 みんな面倒くさいから嫌がるし難しいけど出来ないことはない、と思ったのです。難しいし、厳しいと思うけどモノづくりの環境が整ったところがあれば、作れると話をしていたところ「ラヴラトリーに入って !」と誘われました(笑)

全 員(笑)

美 佳 最初は一平さんのことも知らないし、オンラインサロンって何?から始まって、育ちゃんがオンラインサロンをやってると思ったし(笑) 育ちゃん、いつのまにかすごい人になってたのかなって思った(笑)

全 員(笑)

美 佳 そのあと、ちゃんとオンラインサロンの説明を受けて入りました。

育 代 確かにオンラインサロンのいちメンバーの熱量じゃないよね(笑)私がやってるっていう熱量だよね(笑)

聖 恵 そうだったのですね。(笑)そして去年の夏に久美子さんもメンバーに加わり「イマ」のチームができたのですね。

育 代 そうです。 一平さんから連絡があって パタンナーさんの久美子さんがサロンに入ると聞き、美佳に伝えたら「やったーーーー!」ってすごい喜んで(爆笑)美佳は責任感が強いから何とか自分がやらなきゃいけないなー、頑張らなきゃって思ってたのでしょうね。 普通できないですよ。 小さな子供が3人いて。

聖 恵 久美子さんの入る きっかけは何ですか?

久美子 私はもともと衣装を作りたい人なんです。でもそういう仕事はなかなか無いのでアパレルに入ってパタンナーをしてました。ある日、一平さんに 「衣装作らせてほしい」て打診したんです。そしたらライブの2〜3週間前に衣装作って欲しいと突然お願いされて(笑)

全 員 2〜3週間前すごくない(笑)

久美子 まずは「急すぎる」と説教してから衣装を作ったんですけど(笑)完成した衣装は一平さんも喜んでくれて良かったなって。

育 代 一平さんから今回の話を聞いてすぐにわかりました?

久美子 一平さんから声をかけられ、いろいろ話を聞いていたら、確かにそうだなぁ、超未熟児、障がい児の洋服、こういう特殊な服ってウェブや学校でも習わないし、市場に出て行っても無いんですよ。 そういう話も聞いたことないし、買う側は選ぶだけ 、でも無いモノって選べない。

育 代 無いモノを創るのは楽しいですよね。

こうして仲間たちが集まり、coromoプロジェクト (障がい児や未熟児の子供向け 衣服やグッズを提供するプロジェクト)が本格的に始まりました。 次号にてインタビュー後編をお届します。 お楽しみに!

編集後記/和山聖恵
今回coromoプロジェクトのチームのみな様へのインタビューを通して、誰かのために何かしたいという思い、その行動を起こすためのエネルギーに感動しました。 今後どう展開していくのか、楽しみでもあり、私にも出来ることがあれば、協力したいと強く思いました。 後編は試作品の試着会の模様と ママたちの声をお届けしますの で、お楽しみに!

LaLa Magazine/2022.March 3rd Issue
制作進行・和山聖恵 写真・佐藤陽子 デザイン・尾上一平

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