LaLa Magazine

iPPEi ONOE LOVERATORY WEB MAGAZINE

2022.Feb First issue

昨年より始まりました尾上一平によるオンラインサロン「iPPEi ONOE LOVERATORY」では、このオンラインサロンの活動をより多くの方々に知っていただきたいと言う趣旨のもと、 ウェブマガジン 「LaLa Magazine」 を発行することとなりました。 創刊号はサロンの主催者である尾上一平さんへのインタビューをお届けしたいと思います。

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iPPEi ONOE  Interview

場所/東京・千駄木Petticoat Lane  聞き手/和山聖恵

本日はよろしくお願いします。

 

よろしくお願いします。

 

率直にお聞きします。1年間オンラインサロン「イッペイオノエ ラヴラトリー」を運営してみて感じたことを漢字一文字で教えてください。

 

いきなり難問だな(笑)う〜ん、、そうだなぁ、一言で表すのはとても難しいけど‥‥いや、この質問難しすぎるやろ。最初にする質問か?(笑)

 

後にしましょうか?(笑)

 

いや、逃げたみたいになるから今言う。(15秒ほど沈黙)「激」かなぁ。

 

「激」なんですね。なぜこの漢字を選ばれましたか?

 

オンラインサロンを立ち上げてからのこの一年は沢山感激したし、とても激務だったし。(笑)

 

激務だったんですね。その激務の内容を教えてください。(笑)

 

僕の運営している「イッペイオノエ ラヴラトリー」は月額980円です。30日で割ると1日33円。この価値をとても考えました。980円で僕が利用しているサービスにApple Musicがあります。膨大な音楽が格納されていてそれをピックアップして聞ける。それがとてもスマートにシステム化されている。僕は出かける時、必ずApple Musicを聞いて気分を上げるのですが、それと同等の価値を提供しないといけない、と考えるわけですね。それと今メンバーが57人なのですが、その関わり方も57通りあるわけですよね。イベントやスタッフ案件に精力的に参加する人もいれば、情報だけを取りたい人もいるわけで。そのすべてのメンバーにApple Musicと同等の価値を提供するってめちゃ激務じゃねー!って気付いた(笑)単純に1日33円の価値だからこんなもんじゃね?では済まない。その準備をしっかりとシステマティックに構築して始めなかったので、それを実際に運営しながら「いかに楽に、いかにメンバーにとっても有益な情報や案件を提供できるか」を突き詰めていくと、「楽」はどこにも見当たらない(笑)で、実走してみたらやっぱり激務の連続だったと。(笑)

 

そうですね。(笑) かなりの激務ですね。

 

実際にイベントを立ち上げたり、実走したり、並行していくつもの案件が進んでいくだけじゃなく、SNSのサロンルーム内でラヂオやコラム、レコメンド、へやうたバックナンバー等、本当に盛りだくさんです。SNS内で発信している情報系のコンテンツは、基本的に毎週配信して、タイムラインがいつも活気的であることを心がけています。

 

たしかに朝の挨拶コンテンツや、季節をカタチにして伝えようコンテンツ、自己紹介コンテンツ、宣伝しようコンテンツは一平さんが参加されなくても常に躍動してますよね。

 

そうですね。僕は挨拶ってすごく大事だと思っていて。オフィスでも現場でも挨拶ヌメッとしてる人ほぼほぼ仕事できないと思っています。ミュージシャンは社会的にちゃんとしてないイメージありますよね?でもブレイクした人って挨拶凄くちゃんとしてます。ジャンガも挨拶はキラキラしているしとても心地よい。僕にとってサロンメンバーはとても大切な存在で、であるならそのメンバーにこそ朝の挨拶をしたい、と言うのがきっかけで始めました。あと「季節を切り取ってカタチにしよう」のトピックスは、写真、映像、歌、言葉で季節を切り取ってアップするクリエイティブ系です。ほぼほぼ写真ですけど(笑)季節をどう切り取るかと言うことももちろん、自分が切り取った季節をお裾分けする感覚がいいな、と思って立ち上げました。それとメンバー発信の案件も生まれていて毎週木曜日の夜にライブ配信のルームを作って「ラヴラボルーム」つってみんなでわちゃわちゃやっているようです。ラヴラボルームって言う歌も作ったりしていますよ、勝手に。(笑)

 

勝手に。(笑)

 

これが割といい歌で、蜜月関係ビューイングパーティーのイベントでは、僕がギターとバックコーラス担当させられました。(笑)

 

メンバーさんがやりたい案件も自由に発信できますか?

 

そこはサロン内全体に展開する前に企画趣旨を提案してもらって僕が精査して面白いと思ったもののみ全体に展開すると言うシステムです。市長さんの設定したルールがしっかりしている街はスラム化しないのと同じで、何でもかんでもOKにしちゃって2chみたいになるのも嫌だし、その辺りのルールは割ときっちりしています。トピックスもメンバーが勝手に立ち上げることはできません。なるべくポジティブな空間にしておきたいからです。

 

そんな中、ネガティブを吐き出せる「gomibaco」ってコンテンツも立ち上げられたじゃないですか? 

あれはどういったお気持ちで立ち上げたのですか?

ポジティブな空間にしておくと、そこがキラキラしていてまるでマイアミビーチみたいなんです。(笑)時々ハワイに行ってキラキラした体験をして、時々自分が輝くってのを、いや、毎日輝こうよ、スキなことして毎日輝いてた方が良くね?って。サロンのSNS内がいつも太陽燦々で、魅力的な人がビーチにいっぱいいて、あの人に声かけてみたいなー、とか。僕もビキニパンツ履いてウロウロしてるイメージ。(笑)マイアミビーチ化はこのサロンの確固たる基本理念なんですね。でも、人間、常にポジティブでいるってなかなか大変だし、その光景を曇っているところや雨の降っているところから眺めてる人もいるだろうし、そのマイアミビーチにいてしんどくなる人や、自分のネガティブな感情がよくないものだと感じる人もいるかもしれない、って思ったんですね。僕はかなりポジティブ思考だけど、この僕だってネガティブになることはあるし、ネガティブになっちゃうことって人生においてデフォルトだと思うんです。
 

たしかにそうですね。

 

なので、そのネガティブを吐き出せて、その気持ちを焼却できるカタチを作ろうと思いました。僕らは不必要なものをゴミにして毎週ゴミの集荷場所に出すじゃないですか。それをゴミ収集作業員が車で収集して焼却炉で燃やす。それの気持ち版があってもいいじゃないかと。感情にも捨てたい感情、捨てるべき感情があるかなと。

 

それはどういった仕組みなのですか?

 

マイアミビーチはやっぱり太陽燦々にしておきたいから(笑)「gomibaco」と言うメールアドレスを作りました。で、ネガティブな感情をそこに送ってもらい、僕が収集して燃やす係です。(笑)差出人には「あなたの気持ち、燃やしました」と言うイラストのみを返信しています。ごみを収集する曜日の設定はありません。(笑)

 

そのネガティブを解決はしないのですか?

 

解決はしません。それだと月額980円は安すぎる。(笑)

 

その辺は線ちゃんと引くんですね。(笑)

 

はい。(笑)自分のネガティブな想いをテキスト化していくうちに気持ちが落ち着いて浄化してくことってあると思うんですね。書いてくうちに気が済むと言うか、書き終わると割と気持ちも落ち着くのかな、って。ただ根深いケースもあると思うのでそこは救済してあげたいなと思ってます。うちの姉もサロンメンバーなのですが、彼女はそういったコンサルをずっとやって来てるので、根の深いものは有料でコンサルを受けれるようにするとか。

 

一平さん、コンサル業向いてそうですけどやられないのですか?

 

絶対やらない。(笑)

 

 (笑)

 

オンラインサロンを一年やってみて気がついたことがあります。それは数限りなくあるけど、「スキをカタチに」とか「スキを仕事に」と言う物理的なことをカタチにしよう!ってのは、それをやろう!と思う動機付けが大事で、すなわちその「チャレンジしたいキモチ」をクリエイトするってことが一番大事なんですね。「やりたい!」「やってみたい」「できそう!」みたいなチャレンジ精神を育むというか。映像や音楽、デザインのスキルを教えることはいくらでもできるし、むしろ得意分野だけど、まずはメンバーを「その気」にさせたい。導火線にどうやって火を付けるか、ここすごく大事です。もちろんスキルも教えたりはしますけど、やっぱり気持ちをクリエイトするのがこのサロンの一番大事なところだって思いました。だからポジティブもネガティブもある程度受け止めてあげたいな、って。

 

ある程度ですか?

 

はい。

   

そこもきっちり線引くんですね。 (笑)

 

月額980円ですから。(笑)



 

今回のインタビューはここまで。

次号は「オンラインサロンをやって感激したこと」をお届けいたします。

iPPEi ONOE/Profile

1986年、広告制作会社にてグラフィックデザイナーとして数々の広告を制作。1989年、BAND EXPLOSION '89 WORLD FINAL IN JAPAN 世界大会に出場。日本武道館のステージに立つ。1992年、E NIGHT のヴォーカル・コンポーザ-としてメジャーデビュー。1996年、音楽作家の活動をスタート。1997年、E NIGHT 解散後、米米CLUBのリョージ、得能律郎と「JUNGAPOP」結成。1998年、映像クリエーターとしての活動をスタート。2000年、クリエィティブ集団、STUDIO MANOMANAを立ち上げる。2012年、布施明のプロデュースチームにクリエィティブディレクターとして参加。2021年オンラインサロンを立ち上げる。同年、合同会社Studio Manomana設立。


>> iPPEi ONOE Official Site

編集後記/和山聖恵

創刊号ララマガをお届けしました。 今回、結成した編集部、
私が未経験でわからないことが多くつたない部分もありましたが、 一平さんに教えていただきながら、一平さんの多大なサポートで作りました。 何よりの収穫は、取材を通してラヴラトリーへかける一平さんの思いや、私の今後のサロン活動に対する関わり方への学びもありました。 そうだよね、と分かち合えて励みになった所も沢山ありました。 取材にご協力いただいた一平さん、カメラマンのようこさん、本当にありがとうございました。 そして読者の皆さん、どうか最後まで読んで頂き感想などお寄せ頂けたらと思います。 これからも「楽しい!ためになる!」をモットーにララマガの配信に精進してまいります。 次号は3月5日発行予定です。お楽しみに。

LaLa Magazine/2022.Feb First Issue
制作進行・和山聖恵 写真・佐藤陽子 デザイン・尾上一平