JUNK LAND
玉置浩二さんは
俺のちょっと先を颯爽と行く偉大な先輩。 だけど触れることさえできない遠い存在。
高音逃げない
技術に走らない
心の底から歌い上げる
日本随一のシンガーであり唯一無二のアーティスト。
今回紹介したいのは「JUNK LAND」という作品。
JUNK LAND
玉置浩二
作詞:玉置浩二、須藤 晃
作曲:玉置浩二
どっちいく?
どっちいこう?
ほら今日もポンコツ車のエンジン全開にして
目の前の道ならいつもデコボコ
雨が降ってきたって行くしかない
月と星と太陽とそれと君つれて
シートはギシギシわめきミラーもなくって
くねくね曲がった坂を登ろう
僕のスピードは誰も変えることができない
どんな風が吹いたって負けるわけない
待ってる人の その前で
泣いてる人の その前で
困ってる人の その前で
迷ってる人の その前で
笑ってる人の その前で
祈ってる人の その前で
遊んでる人の その前で
愛してる人の その前で
大丈夫だよって言いたくて
一緒にグラグラんなって
ほら今日もポンコツ車の窓を全開にして
さびついてた車輪はいつもガタガタ
破れちまった旗でも高くかかげ
月と星と太陽とそれとネコつれて
後輪タイヤがひとつパンクしちゃって
ギザギザかけてくハートをあわせて
僕のスピードじゃ何も変えることができない
どんな風が吹いたって負けるわけない
待ってる人の その前で
泣いてる人の その前で
困ってる人の その前で
迷ってる人の その前で
笑ってる人の その前で
祈ってる人の その前で
遊んでる人の その前で
愛してる人の その前で
心配ないって言いたくて
こんなボロボロのまんまで
抱きしめたい
ガラクタだけど
心を込めて
昔のように
僕と暮らそう
ガラクタだけど
心を込めて
緑の丘で
二人で暮らそう
ガラクタだけど
心を込めて
昔に見たもの
そうジャンクランドで
ガラクタたちと
限りなく青い大空
そうジャンクランドで
初めてこの曲のライブパフォーマンスに触れた時
感情が激しく揺さぶられ
しばらく放心状態になりました。
僕の歌い方、 ヴォーカリストの在り方、 パフォーマーとしての在り方を 変えてくれた1曲。 まさに「神曲」です。