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We’re an American Band 君はグルーピーを知っているかい?


50手前の若造2人(ドラマーとギタリスト)と

20代中盤の人妻(ヴォーカリスト)と飲んだ。

3人ともミュージシャン、と名乗っている。


そこで、

久々にグランド・ファンクの

We’re an American Bandを聴いたら

やっぱり異常にカッコよかった、という話を振った。

我々世代にとっては“確認作業”みたいな話だ。


すると、誰も知らない。

曲も、バンドも、まるっと知らない。


20代中盤の人妻は、まあいい。平成生まれだ。

ロックより先にWi-Fiがあった世代だ。

問題は、50手前の若造である。


お前ら、いったい

何を聴いてここまで生きてきたんだ。

あの曲だぞ?


イントロが鳴った瞬間、

「はい来た!」と全員の顔が勝手にニヤける曲。


ドラマーがヒーローになれる曲。


カウベルが世界で一番エロく、

乱暴で、ロックな音に聞こえる曲。


D → C → B♭ → C → D

この進行で「はい優勝」な曲。


歌詞は知性ゼロ。配慮ゼロ。

今なら炎上確定。

でもそれを「細けぇことはいいんだよ」

で成立させてしまう筋力がある。


♪ Sweet, sweet Connie was doin' her act

可愛いスウィート・コニーは今日も今日とてちゃんと「仕事」してました

という今の時代だと注釈が5行くらい必要になりそうな一節。


しかもそのコニー、実在の伝説的グルーピー

コニー・ハムジ


ロックバンドが「この女ヤベぇから歌にしちゃおうぜ」

って、本気でやってた時代の産物だ。


それを知らない。


こんなカッコいい曲を知らないなんて。

こんなカッコいい曲を知らないなんて!!

(大事なことなので2回言いました)


よし。

次の61年会で歌おう。

ドラムを叩きながら。


ドラムは無理か。

腕より先に腰が

反旗を翻す。



それにしても、今の若造たちは

「グルーピー」という言葉自体

知らないのかもしれない。


音楽がデータじゃなく、

現場で、汗と酒と下心で出来ていた時代。

その空気ごと消去されていく。


まあいい。

彼らが知らなくても、

曲は何も困らない。


今日もカウベルは

世界一うるさくて、

世界一最高だ。



執筆 尾上一平



 
 
 

1件のコメント


かっこいい👏👏👏

JUNGAでカバー

ないしは、オマージュで作ってください

50代だけど、グルーピーだけど知らなかった

わははは

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